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この記事でわかること
- ハワイの治安が今どうなっているか(2024年と2025年の数字)
- 旅行者が遭いやすい被害と、その防ぎ方
- 気をつけたい場所と、夜に出歩くときの注意点
- 子ども連れ・親連れで気をつけることと、困ったときの連絡先
管理人より
ハワイには家族で3回行っていて、子どもが小さいときも、母と一緒のときもワイキキに泊まりました。
3回とも危ない目には遭っていませんが、そもそも危ない時間帯や場所には行かないようにしていました。
ハワイ旅行を決めたものの、最近は治安が悪くなったという話も聞いて、どこまで気をつければいいのか気になりますよね。
ハワイの治安を2024年と2025年の数字で確かめ、旅行者が遭いやすい被害と防ぎ方、気をつけたい場所と時間帯まで、家族で3回行った体験もまじえてまとめました。
結論|ハワイは凶悪犯罪が少なく、盗みが多い
ハワイの治安
外務省の危険情報は、ハワイを含むアメリカには出ていません。
ハワイ州は、殺人や強盗などの凶悪犯罪の発生率が50州中44位と低い一方、盗みなどの財産犯は16位と高めです。
旅行者が気をつけたいのは車上狙い・置き引き・ひったくりで、貴重品を最小限にして体から離さないことと、夜は人通りの多いワイキキの中心部で過ごすことが基本の対策になります。
※危険情報は外務省 海外安全ホームページ(アメリカ)、発生率の順位は在ホノルル日本国総領事館「安全の手引き」(2026年1月1日版)
治安は悪化している?数字で見る今のハワイ
「ハワイの治安が悪くなった」と聞くと、旅行の前に心配になりますね。
2025年のハワイ州の犯罪率は前の年より11.6%下がっていて、オアフ島のホノルル市郡では16.6%下がりました。
殺人は24.2%、車の盗難は21.9%、窃盗は19.8%減っていて、数字の上では悪化しているとは言えません。
※ハワイ州司法長官局の2025年の犯罪統計(2026年9月発表)の報道
2024年にハワイ州で起きた主な犯罪の件数はこちらです。
| 犯罪の種類 | 2024年の件数(ハワイ州) |
|---|---|
| 車両盗(車の盗難) | 5,325件 |
| 侵入盗(空き巣など) | 2,974件 |
| 傷害 | 2,001件 |
| 強盗 | 687件 |
| 殺人 | 31件 |
※在ホノルル日本国総領事館「安全の手引き」(2026年1月1日版)
件数が多いのは車の盗難や空き巣などの盗みで、殺人は州全体で年に31件です。
ただ、空き巣などの侵入盗は2025年に7.2%増えていて、2024年には銃を使った事件も976件と前の年より増えているので、まったく気にしなくていいわけではありません。
ホームレスの人は多い?
オアフ島でホームレスの状態にある人は、2026年1月の調査で4,539人でした。
そのうち半分ほどは、シェルターではなく路上や公園などで過ごしています。
※2026年1月のオアフ島の調査(Point-in-Time Count)の報道
私が泊まったワイキキの中心部ではほとんど見かけませんでしたが、中心部から少し離れた公園やビーチ沿いでは見かけたことがあります。
夜にそうした公園やビーチ沿いを歩くのは、避けておくと安心ですね。
旅行者が遭いやすい被害と防ぎ方
では、旅行者はどんな被害に遭いやすいのでしょうか。
車上狙い|短い時間でも車に荷物を残さない
ビーチや観光地、ショッピングセンターの駐車場では、車ごと盗まれたり、車の中の物を盗まれたりする被害が多く、レンタカーは特に狙われやすいです。
停めてすぐの短い時間でも被害が出ているので、貴重品やバッグは車に残さず、必ず鍵をかけましょう。
私はレンタカーに限らず、ツアーで乗るバスでも、貴重品は車内に置かずに必ず持って降りるようにしていました。
置き引き|海に入っている間と、床に置いたバッグ
ビーチやレストラン、ホテル、空港、ショッピングセンターでは、少し目を離したすきにバッグを持っていかれる被害がよく起きています。
海に入っている間に砂浜に置いたバッグや、スーパーで商品を選んでいる間に床に置いたバッグが狙われることもあります。
ホテルの鍵は財布と分けて持つ
盗まれたバッグにホテルのカードキーや部屋番号が分かるものが入っていると、その部屋に入られて貴重品を盗まれることもあります。
カードキーと部屋番号が分かるものは、財布とは別のポケットに入れておくと安心です。
ひったくり|バッグは袈裟懸け、リュックは両肩に
ワイキキ周辺の繁華街でもひったくりが起きていて、特に女性が狙われやすく、取り返そうとしてさらに暴力を受けた例もあります。
ショルダーバッグは丈夫なベルトのものを袈裟懸けにして、リュックなら両方の肩にかけておくと、ひったくりに遭いにくくなります。
レンタル自転車のBikiに乗るときも、前のカゴにはバッグを置かず、リュックにしておくと良いでしょう。
ホテルの部屋|貴重品はセーフティーボックスかスーツケースへ
ホテルの部屋の中なら、貴重品を置いておいても大丈夫なのでしょうか。
高級ホテルでも、客室に入られて物を盗まれる被害が起きています。
部屋にいるときはドアチェーンをかけ、出かけるときは貴重品を机の上に置いたままにせず、セーフティーボックスに入れておきましょう。
私は以前、ハワイではありませんが、海外のホテルで部屋に置いていた腕時計を、出かけている間に盗まれたことがあります。
それ以来、部屋を出るときは貴重品をスーツケースに入れて、鍵をかけるようにしています。
パスポートも必要なとき以外は持ち歩かず、ホテルのスーツケースに入れていて、出かけるときの財布やスマートフォンは、ポケットか小さめのカバンに入れていました。
連泊中のホテルの部屋の使い方は、シェラトン・ワイキキに5泊したときの記事も参考にしてみてください。
ホテルで使える防犯グッズを探しているなら、こちらも見てみてください。
気をつけたい場所と時間帯|夜はワイキキの中心部で過ごす
ハワイで治安が良くない場所は、どうやって見分ければいいのでしょうか。
避けたい場所の目安
- 道路にゴミが散らかっていて、壁の落書きが多い
- 昼間なのに、大人が何をするでもなく集まっている
- 表通りから見えにくく、夜は照明が暗い
夜のワイキキ|22時ごろまで、中心部だけを歩いた
私が夜に出歩いたのは22時ごろまでで、場所もワイキキの中心部だけでした。
中心部から離れた公園やビーチ沿いを夜に歩くのは、避けておくと安心です。

夜のワイキキでは、観光客を狙った売春の客引きもあり、声をかけただけで逮捕されることもあるので、声をかけられても話さずに、すぐその場を離れましょう。
夜のチャイナタウン|1人では行かない
ホノルルのダウンタウンにあるチャイナタウンは、夜は治安が良くないので、できれば避けて、行くとしても1人では行かないようにしましょう。
子ども連れで夜に行くのはおすすめしません。
公園での野宿や車中泊はしない
ビーチ近くの公園にテントを張って寝ていた日本人旅行者が、夜中に襲われて金品を奪われた被害も起きています。
公園での野宿や、レンタカーを宿の代わりにするのはやめましょう。
子ども連れ・親連れで気をつけること
子どもや親と一緒だと、自分のこと以上に気を配る場面が増えますね。
子どもが小さかったときは、どこにいても子どもから絶対に目を離さないようにしていました。
ハワイ州では、短い時間でも子どもだけを車の中に残すことが禁止されていて、日差しが強く車内の温度もすぐに上がるので、駐車場で子どもを待たせるのはやめましょう。
アメリカでは12歳くらいまでは大人がそばで見ていることが勧められていて、子どもへの暴力は、しつけのつもりでも虐待とみなされ、警察に逮捕されることがあります。
オアフ島では、道路を渡りながらスマートフォンの画面を見ることも禁止されていて、赤信号での横断や横断歩道以外を渡ることも取り締まられるので、子どもと道を渡るときはスマートフォンをしまっておきましょう。
母と一緒のときは、お土産を買うレジでは必ず母の横にいるようにしていました。
何かあったわけではありませんが、支払いで財布を出している間は、まわりに目が向きにくくなります。
※在ホノルル日本国総領事館「安全の手引き」(2026年1月1日版)
被害に遭ったら|連絡先と、保険で備えておくこと
もし被害に遭ってしまったら、どうすればいいのでしょうか。
ひったくりに遭っても、犯人を追いかけたり取り返そうとしたりするのは危険です。
相手が銃や刃物を持っているかもしれないので、まず安全な場所まで離れてから、911に電話するか、近くの人に助けを求めましょう。
| 連絡先 | 電話番号 |
|---|---|
| 警察・消防・救急 | 911 |
| 在ホノルル日本国総領事館 | 808-543-3111 |
| ホノルル市郡警察 ワイキキ支部 | 808-723-8562 |
| ホノルル市郡警察 本部(緊急でない相談) | 808-529-3111 |
※在ホノルル日本国総領事館「安全の手引き」(2026年1月1日版)。911は公衆電話からならお金はかかりません。
保険|治療費が1千万円を超えることも
ハワイの医療費はとても高く、手術や集中治療室を使うと1千万円を超えることもあります。
クレジットカードに付いている保険は数百万円までのものが多いので、出発前に補償の額を見て、足りなければ海外旅行保険に入っておきましょう。
海外旅行保険の付いたカードを1枚
エポスカードは年会費が永年無料で、航空券やツアーの代金、空港までの電車代などをこのカードで払うと、海外旅行保険が付きます。
病気の治療費は270万円まで、持ち物の損害も1回の旅行で20万円まで補償されます。
※補償されるのはカードを持っている本人です。持ち物の損害は1つにつき10万円まで、1回につき3,000円は自己負担になります。くわしい条件は公式サイトで見ておくと安心です。
カードに付いている保険と海外旅行保険の違いは、こちらで比べています。
出発前にやっておくこと
たびレジに登録する
3か月未満の旅行なら、外務省のたびレジに登録しておくと、現地で事件や災害が起きたときに、総領事館からの安全情報がメールで届きます。
持ち歩く物を減らしておく
パスポートや予備のカードはホテルに置いて、出かけるときは使う分の現金とカードだけにしておくと、盗まれたときの被害を小さくできます。
現地でスマートフォンを使えるようにしておく
道に迷ったときに地図で今いる場所を確かめたり、はぐれた家族と連絡を取ったりできるように、現地で使える通信を用意しておきましょう。
あなたはどれ?タイプ別に気をつけたいこと
| こんな方 | 気をつけたいこと |
|---|---|
| 初めてのハワイ | 夜は22時ごろまでに、ワイキキの中心部で過ごす |
| 子ども連れ | 子どもから目を離さず、車の中に残さない |
| 親と一緒 | お土産のレジなど、財布を出す場面では横にいる |
| レンタカーを借りる | 短い時間でも、貴重品を車に残さない |
よくある質問(FAQ)
Q. ハワイで銃は心配ですか?
2024年に銃を使った事件は州全体で976件ありましたが、ハワイは銃による死亡率がアメリカで最も低い州のひとつです。
まずは、旅行者が遭いやすい置き引きやひったくりへの備えをしておきましょう。
※銃による死亡率はジョンズ・ホプキンス大学のまとめ(アメリカ疾病予防管理センターのデータ)
Q. 夜にワイキキを歩いても大丈夫ですか?
私は22時ごろまで、ワイキキの中心部を歩いていました。
中心部から離れた公園やビーチ沿い、夜のチャイナタウンには近づかないようにしましょう。
Q. ハワイにホームレスの人は多いですか?
オアフ島では、2026年1月の調査で4,539人でした。
ワイキキの中心部ではほとんど見かけませんでしたが、少し離れた公園やビーチ沿いでは見かけたことがあります。
Q. ハワイの治安は悪化していますか?
2025年の犯罪率は州全体で11.6%、ホノルル市郡で16.6%下がっています。
ただ、盗みの被害は今も多いので、荷物の持ち方には気をつけましょう。
まとめ|危ない時間と場所に近づかず、貴重品は体から離さない
この記事のまとめ
- 外務省の危険情報は出ていない。凶悪犯罪は少ないが、盗みは多い
- 2025年の犯罪率は州全体で11.6%、ホノルル市郡で16.6%下がった
- 気をつけたいのは車上狙い・置き引き・ひったくり・ホテルの部屋
- 夜はワイキキの中心部で過ごし、夜のチャイナタウンや人の少ない公園には近づかない
- 困ったときは911、総領事館は808-543-3111
ハワイは、危ない時間帯や場所に近づかず、貴重品を体から離さないようにしておけば、子ども連れでも親と一緒でも安心して過ごせる場所です。
連絡先と保険だけは出発前に用意して、ハワイ旅行を楽しんでくださいね。





