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チーズは日本に持ち込める?お土産のチーズに検疫は要らない条件と、持ち込めないもの【2026年版】

チーズは日本に持ち込める?お土産のチーズに検疫は要らない条件と持ち込めないもの【2026年版】 ハワイ準備

旅先でおいしいチーズを見つけて、「これ、日本に持って帰れるのかな」と手が止まったことはありませんか。

肉製品が厳しいのは知られているので同じ動物由来のチーズも心配になりますし、ハワイのスーパーのチーズでもヨーロッパの市場のチーズでも同じ疑問が出てきますよね。

この記事には、お土産のチーズが持ち込めるかどうか、検疫が要らない条件、チーズの種類で扱いが変わるか、そして一緒に買いがちで持ち込めないものまでまとめています。

この記事でわかること

  • お土産のチーズは持ち込める
  • 検疫が要らない3つの条件
  • ナチュラルチーズもプロセスチーズも同じ扱い
  • バター・牛乳・ヨーグルトはどうか
  • 一緒に買いがちで持ち込めないもの

 

結論|お土産のチーズは、ナチュラルでもプロセスでも持ち込める

チーズの持ち込み

自分で食べるために持ち帰るチーズは、動物検疫の対象になりません。空港で検査を受ける必要はなく、そのまま持ち込めます。

条件は3つ。個人で消費する/10kg以下/販売や営業に使わない。お土産の量なら、まず当てはまります。

ナチュラルチーズもプロセスチーズも同じです。種類で変わることはありません。

 

「肉がダメならチーズもダメ」と思われがちですが、チーズを含む乳製品は2017年11月から動物検疫の対象になった一方で、旅行者が手荷物や預け荷物で持ち帰るもの(携帯品)は最初から対象の外に置かれています。

 

検疫が要らない3つの条件

携帯品として持ち込むチーズが検疫の対象から外れるのは、次の条件のときです。

検疫が要らない条件

  • 個人で消費する目的で持ち帰る
  • 10kg以下
  • 販売や営業に使わない(お店で出す・売るのはだめ)

 

10kgというとかなりの量で、家族や友人に配る分をまとめて買っても、普通のお土産で超えることはまずないのではないでしょうか。

10kgを超える場合や販売目的の場合は輸出国の検査証明書を取っておくことが「望ましい」とされていますが、旅行者のお土産でここまで気にする場面はほぼありません。

 

チーズの種類で扱いは変わらない

ナチュラルチーズは検疫が要るのでは、と書かれた情報を見かけることがありますが、これは業務で輸入する場合の話で、旅行者の携帯品にはあてはまりません。

チーズの種類 携帯品(お土産) 補足
ナチュラルチーズ(ハード・ソフト・ブルーなど) ○ 携帯品は検疫の対象外
プロセスチーズ ○ そもそも検疫の対象になっていない
缶詰・瓶詰・レトルトのチーズ(加熱滅菌済み) ○ そもそも検疫の対象になっていない
常温で保存できるもの ○ そもそも検疫の対象になっていない

※動物検疫所「乳製品の検疫について」をもとに作成。2026年9月時点。

 

つまりどの種類でも答えは同じでお土産のチーズは持ち込めて、違いが出るのは、業務で輸入するときに検査証明書が要るかどうか、というところです。

 

バター・牛乳・ヨーグルトも同じ考え方

チーズ以外の乳製品はどうでしょうか。

品目 携帯品(お土産) 補足
バター ○ チーズと同じく携帯品は対象外。バターオイル(ギー)はそもそも対象外
牛乳・クリーム ○ 携帯品は対象外。常温保存のLL牛乳はそもそも対象外
ヨーグルト・乳酸菌飲料 ○ 発酵乳はそもそも対象外
粉ミルク ○ 携帯品は対象外

 

答えは同じです。
乳製品はひとまとめに「個人が持ち帰る分は検疫の外」と覚えておけば大丈夫で、気をつけるのはむしろ次に書く肉製品の方です。

 

一緒に買いがちで持ち込めないもの|生ハム・サラミ・ソーセージ

チーズの隣に並んでいることが多いのが、生ハムやサラミです。こちらは別の決まり。
こちらはチーズと違って、検査証明書がなければ持ち込めません。

品目 持ち込み 理由
生ハム・ハム・ベーコン × 肉製品は検査証明書が必要
サラミ・ソーセージ × 同上
ビーフジャーキー × 同上
肉まん × 同上(公式の例に挙がっている)
チーズ ○ 携帯品は検疫の対象外

※動物検疫所「肉製品などのおみやげについて」をもとに作成。2026年9月時点。

 

「チーズと生ハムの詰め合わせ」のようなセットはチーズは持ち込めても生ハムで止まるので、買うときに、肉が入っていないかを見ておくと安心ですね。

肉製品を検査証明書なしで持ち込んだ場合、300万円以下の罰金や3年以下の拘禁刑が定められています。
知らなかったでは済まないので、ここはチーズ以上に気をつけたいところです。

 

肉・果物・薬など、持ち込めないものの全体はこちらにまとめています。

 

空港ではどうすればいい?

個人用のチーズは検疫の対象外なので動物検疫カウンターに寄る必要はなく、税関の申告書に食品の欄があれば正直に書いておけば問題ありません。

「これは大丈夫かな」と迷うものが一緒にあるときは税関検査場の中にある動物検疫カウンターで聞けて、肉製品が混ざっているときはそこで検査を受けます。

 

入国審査から税関までの流れは、こちらで書いています。

 

ハワイでもヨーロッパでも、携帯品なら同じ

業務で乳製品を輸入するときは国ごとに条件が決まっていて、ハワイや米国本土、フランスやイタリアなどは条件が整った国のリストに入っていますが、旅行者の携帯品はそのリストに関係なく対象外です。
どこの国で買ったチーズでも、個人用・10kg以下なら扱いは同じ、と考えて大丈夫です。

 

あなたはどっち?タイプ別おすすめ

こんな方 見ておくこと
ハワイのスーパーでチーズを買いたい そのまま持ち帰れる。保冷バッグがあると安心
ヨーロッパの市場で量り売りのチーズを買う 持ち帰れる。生ハムやサラミは一緒に買わない
詰め合わせセットをお土産にする 肉製品が入っていないかを確かめる
10kg近く買う・お店で使う 検査証明書の取得が望ましい。事前に動物検疫所へ

 

よくある質問(FAQ)

 

Q. ナチュラルチーズは検疫が必要ですか?

個人で食べるために持ち帰る分は、検疫の対象外です。
ナチュラルでもプロセスでも同じです。

 

Q. 何kgまで持ち込めますか?

10kg以下なら検疫の対象外です。
それを超える場合や販売目的の場合は、検査証明書の取得が望ましいとされています。

 

Q. チーズと生ハムのセットは持ち込めますか?

チーズは持ち込めますが、生ハムは検査証明書がなければ持ち込めません。
セットごと止まるので、肉製品が入っていないものを選びましょう。

 

Q. 空港で申告は要りますか?

個人用のチーズは動物検疫カウンターに寄る必要はありません。
税関の申告書に食品の欄があれば、正直に書いておきましょう。

 

まとめ|チーズは持ち込める。気をつけるのは隣の生ハム

この記事のまとめ

  • お土産のチーズはナチュラルでもプロセスでも持ち込める。個人用・10kg以下・販売しない、が条件
  • バター・牛乳・ヨーグルトも同じ考え方
  • 生ハム・サラミ・ソーセージ・ジャーキーは検査証明書がないと持ち込めない
  • 詰め合わせは肉製品が入っていないかを見る
  • 迷ったら税関検査場の動物検疫カウンターで聞く

 

チーズは思っているより自由に持ち帰れます。
その分、隣に並ぶ肉製品の方に目を向けておくと、帰りの空港で慌てずに済みますね。

 

スーツケースに入れてはいけないものと、サイズの選び方はこちらへ。