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この記事でわかること
- テントの4つの種類と、初心者に向くもの・向かないもの
- 耐水圧やサイズなど、買う前に見るべき5つのポイント
- 予算別のおすすめと、買わずに試す方法
管理人より
2021年の夏に家族でキャンプを始めて、2022年からはソロでも出かけています。
最初のテント選びで何を基準にしたか、実際に使ってみてどうだったかを書きます。
キャンプを始めようと思って、最初に手が止まるのがテント選びではないでしょうか。
種類が多すぎて違いが分からない、安いものでいいのか分からない、何人用を買えばいいのかも分からない。
私も最初はまったく同じでした。
この記事では、テントの種類と選び方のポイントを整理します。
結論から言うと、初心者が見るべきなのは「設営の簡単さ」と「人数+1サイズ」の2つです。
結論|初心者は「設営の簡単さ」と「人数+1サイズ」で選べば外さない
テントのスペックは細かく見ればきりがありません。
ただ、初心者が失敗する原因はほぼこの2つに集約されます。
- 設営に時間がかかりすぎて、暗くなってから慌てる
- サイズが足りず、荷物を外に出したまま寝ることになる
逆に言えば、この2つさえ押さえておけば大きく外しません。
デザインやブランドは、そのあとで考えても遅くありません。
テント選びを間違えると何が起きる?
テントはキャンプの「家」です。
ここを外すと、当日の快適さがまるごと変わります。
- 設営に1時間かかり、その後の予定が全部ずれる
- 雨が染みてきて、寝袋が濡れる
- 風であおられて、夜中に起きて張り直す
- 荷物が入りきらず、外に出したまま眠ることになる
安さや見た目で選びたくなりますが、使いやすさと安全性のほうが結果的に満足度に効きます。
買う前に知っておきたい基礎知識
テントは3つの部品でできている
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| インナーテント | 寝室になる部分。ここで寝る |
| フライシート | 外側にかぶせて雨風を防ぐ。これがないと雨に弱い |
| ポール | 骨組み。本数が少ないほど設営が早い |
初心者がまず確認したいのはフライシートが付属しているかです。
安いテントには付いていないことがあり、雨の日にそのまま濡れます。
耐水圧の目安
「耐水圧」は雨の侵入をどれだけ防げるかの数値です。
| 耐水圧 | 対応できる雨 |
|---|---|
| 1,500mm以上 | 一般的な雨なら問題なし |
| 2,000mm以上 | 安心して使える。初心者はここを目安に |
| 3,000mm以上 | 強い雨でも心配が少ない |
数字が高いほど良いように見えますが、高いほど生地が重くなるという面もあります。
車で行くなら3,000mm、荷物を軽くしたいなら2,000mm前後がちょうどいいところです。
テントの主な種類と、初心者向き・不向き
| 種類 | 設営 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ドームテント | 簡単 | 初心者全般。迷ったらこれ |
| ワンタッチテント | いちばん簡単 | とにかく手早く立てたい人 |
| ツールームテント | やや難しい | 家族連れ・荷物が多い人 |
| ティピー・ロッジ型 | 慣れが必要 | 雰囲気を重視したい人 |
① ドームテント|迷ったらこれ
もっとも数が多く、価格帯も幅広いタイプです。
ポールを交差させて立てる構造で、自立するので設営場所を選びません。
初心者が最初に買うならこれが無難です。
風にも比較的強く、失敗しにくい形です。
② ワンタッチテント|数分で立つ
傘を開くように広げるだけで立ち上がるタイプです。
説明書を見なくても立てられるものが多く、設営時間はいちばん短くて済みます。
ただし収納サイズが大きくなりがちなので、車の積載を先に確認してください。
たたむときにコツが要るものもあります。
③ ツールームテント|寝室とリビングが一体
寝室と前室がつながっていて、雨の日でも中で過ごせます。
家族連れや、荷物が多い人に向いています。
その代わり設営は本格的で、初回はひとりだと厳しいです。
2人以上で立てる前提で考えてください。
④ ティピー・ロッジ型|見た目重視
写真映えするタイプですが、風に弱いものがあり、設営にも慣れが要ります。
最初の1張りとしては避けておくのが無難です。
初心者がやりがちな失敗3つ
人数ぴったりのサイズを選んでしまう
大人2人で2人用を買うと、荷物を置く場所がありません。
人数+1サイズを選ぶと、荷物を中に入れても寝るスペースが残ります。
安さだけで選んでしまう
激安テントは縫製と防水が弱く、結局買い直すことになりがちです。
1万円のテントを2回買うより、2万円台を1回買うほうが安く済みます。
設営方法を確認せずに現地へ行く
これがいちばん多い失敗です。
出発前に設営動画を1本見ておくだけで、当日のバタつきが大きく減ります。
同時に付属品がそろっているかの確認にもなります。
買う前に見るべき5つのポイント
| 見るところ | 判断の基準 |
|---|---|
| ① 設営のしやすさ | ポールが少ない、色分けされている、動画がある |
| ② サイズ | 人数+1。荷物を入れる前提で考える |
| ③ 防水と耐風 | 耐水圧2,000mm以上。ガイロープが付属しているか |
| ④ 収納サイズと重量 | 車に積めるか。徒歩移動があるなら軽さも見る |
| ⑤ 使う季節 | 春〜秋なら3シーズン。冬も使うなら結露と防寒を確認 |
【実体験】最初のテントは「設営のしやすさ」で選びました
私が最初に買ったのは、25,000円前後のテントです。
選んだ基準ははっきりしていて、設営がしやすいことと、耐水圧が3,000mm以上あることの2つでした。
デザインは正直、後回しにしています。
結果としてこれは正解でした。
雨の日に使っても中まで染みてこず、設営で困ったこともありません。
最初の1張りで苦労しなかったから、次も行こうと思えたというのが大きかったです。
いまソロで使っているテントも、選んだ基準は同じです。
軽くて設営が早いこと。それだけで当日の余裕がまったく違います。
テント以外に何をいくらで買ったかと、ひとりで泊まるときに気をつけたことは、こちらにまとめています。
買う前に、レンタルで試すという手もある
「続くかどうか分からないのに、いきなり2万円は出しにくい」という方も多いはずです。
いまはテントを含めたキャンプ道具のレンタルが充実しています。
1回試してから買えば、サイズ感も設営の手間も分かったうえで選べます。
道具をそろえてから「合わなかった」がいちばん高くつきます。
まず1泊試してみるのは、遠回りに見えて近道です。
よくある質問(FAQ)
Q. 何人用を買えばいいですか?
実際の人数+1が目安です。
2人で使うなら3人用、4人家族なら5人用を選ぶと、荷物を中に入れても窮屈になりません。
テントの「◯人用」は、大人が並んで寝られる幅ぎりぎりで計算されています。
Q. 安いテントでも大丈夫ですか?
耐水圧1,500mm以上で、フライシートが付属していれば使えます。
ただし1万円を切るものは縫製が弱く、数回で買い替えになることがあります。
長く使うつもりなら、2万円前後から選ぶほうが結果的に安く済みます。
Q. 冬もキャンプするなら何を見ればいいですか?
生地の厚さと、結露のしにくさです。
ポリエステルは軽い一方で結露しやすく、ポリコットン(TC)は重いぶん結露に強くなります。
冬の使用が中心なら、スカート付きのモデルだと冷気の入り込みも抑えられます。
Q. ひとりで立てられますか?
ドームテントとワンタッチテントなら、ひとりでも立てられます。
ツールームテントは面積が大きく、風がある日はひとりだと苦戦します。
ソロで使う予定があるなら、この時点で候補から外しておくほうが安全です。
あなたはどっち?タイプ別おすすめ
とにかく簡単に立てたい
ワンタッチテントを選んでください。
収納サイズだけ、先に車のトランクと照らし合わせておきましょう。
ひとりで使う予定がある
ドームテントの2〜3人用がちょうどいいサイズです。
軽くて設営が早いものを選べば、暗くなる前に確実に終わります。
家族で使う・荷物が多い
ツールームテントが快適です。
ただし設営に人手が要るので、初回は明るいうちに着くようにしてください。
コスパ重視で選ぶなら
価格を抑えつつ、品質で外したくない場合はこのあたりが定番です。
家族で使うなら
荷物ごと中に入れられるサイズがあると、雨の日でも慌てません。
まとめ|テント選びは「設営の早さ」から逆算する
この記事のまとめ
- 迷ったらドームテント。自立して風にも強い
- サイズは人数+1。荷物を入れる前提で選ぶ
- 耐水圧は2,000mm以上。フライシートの有無も確認する
- 出発前に設営動画を1本見ておくと、当日が変わる
- 迷うならレンタルで1泊試してから買う
テントは、キャンプの満足度をいちばん左右する道具です。
それでも、選ぶ基準は「設営が早いか」「荷物が入るか」の2つで足ります。
最初の1張りで苦労しなければ、たいてい次も行きたくなります。
そこを外さないことがすべてです。
テントが決まったら、当日の段取りも先に知っておくと安心です。






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