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この記事でわかること
- 最初にそろえる11点と、家にあるもので代用できるもの
- 道具ごとの選び方と、初心者が見るべき基準
- 買う順番と、買わずに済ませる方法
管理人より
2021年の夏に家族でキャンプを始めて、2022年からはソロでも出かけています。
初心者のころに「最初に買えばよかった」「要らなかった」と感じたものを踏まえて書きます。
キャンプを始めたいけれど、何から買えばいいか決まらない。
そこで止まっている方は多いはずです。
私も最初は勢いで買って、結局使わなかった道具がいくつもありました。
逆に「これは最初から買っておけばよかった」と思ったものもあります。
この記事では、最初にそろえる11点と、それぞれの選び方をまとめます。
結論から言うと、全部を一度に買う必要はありません。
結論|「寝る・食べる・座る」からそろえれば外さない
道具は種類が多いので、カテゴリーで区切ると迷いません。
寝る:テント・寝袋・マット
眠りの質が、そのまま翌日の満足度になります。ここを削ると次が続きません。
食べる:バーナー・クーラーボックス・カトラリー
調理と保冷ができれば、外ごはんは成立します。
座る・灯り:チェア・テーブル・ランタン
くつろぐ時間と、暗くなってからの安全を支えます。
この3つがそろえば、1泊は問題なくできます。
タープや焚き火台は、2回目以降で構いません。
最初にそろえる11点チェックリスト
買い物メモとして使えるようにまとめました。
そろったものから消していけば、抜けが出ません。
全部を一度にそろえる必要はありません。
寝袋・マット・カトラリーは家にあるもので代用できるので、1回目はテント・ペグ・ハンマー・ランタンの4点から始めても成立します。
道具ごとの選び方と、初心者向けの製品
① テント|設営の早さで選ぶ
初心者が最優先で見るのは設営のしやすさです。
ポールの本数が少ないドーム型なら、説明書なしでも立てられます。
サイズは人数+1。
2人で使うなら3人用を選ぶと、荷物を中に入れても窮屈になりません。
種類ごとの違いと耐水圧の見方は、こちらで詳しく解説しています。
② 寝袋|使う季節の最低気温で選ぶ
寝袋には「快適温度」と「限界温度」が書いてあります。
見るべきは快適温度のほうです。限界温度は「なんとか耐えられる」という意味で、快眠できる温度ではありません。
春〜秋なら快適温度5〜10℃、冬まで使うなら0℃以下が目安です。
夏の1泊なら、家の毛布でも足ります。
③ マット|寝袋より優先度が高い
意外に思われますが、寝心地を決めるのは寝袋よりマットです。
地面の冷気は下から奪われるので、マットが薄いと寝袋を厚くしても寒く感じます。
| 種類 | 特徴 |
|---|---|
| 銀マット | 安い。かさばるが、まず1枚あれば足りる |
| 折りたたみ式 | 軽くて丈夫。パンクの心配がない |
| インフレーター式 | 厚みがあって寝心地がいちばんいい。そのぶん重い |
④ ランタン|2つ用意する
1つだと、電池が切れた瞬間に何もできなくなります。
メインの明るいものと、手元用の小さいものの2つが基本の形です。
初心者は扱いが安全なLEDタイプを選んでください。
モバイルバッテリーを兼ねるタイプなら、スマホの充電も1台でまかなえます。
⑤ テーブル・チェア|座る時間がいちばん長い
キャンプで最も長く使うのがチェアです。
安いものを買うと座り心地が合わず、結局買い直すことになりがちです。
焚き火中心なら座面が低いロースタイル、食事中心なら高さのあるタイプが合います。
自分がどう過ごしたいかを先に決めると、選びやすくなります。
⑥ バーナー|最初はカセットコンロで足りる
専用のシングルバーナーより、家でも使えるカセットコンロのほうが初心者には扱いやすいです。
火力が安定していて、ボンベもどこでも買えます。
風に強いモデルを選ぶと、屋外でも火力が落ちません。
⑦ クーラーボックス|1泊なら25〜30L
大人2人の1泊なら25〜30Lが目安です。
夏はそこから5〜10L大きめにしておくと安心です。
保冷力を求めるならハードタイプ。
ソフトタイプは軽くてたためるので、飲み物用のサブに向いています。
サイズの決め方と保冷力の見方は、こちらにまとめました。
2回目以降に足したい道具
必須ではありませんが、あると過ごし方が変わるものです。
1回行ってみて「必要だ」と感じてから買えば、むだになりません。
タープ|日差しと雨をしのぐ
夏の日差しと、急な雨の両方に効きます。
テントの前に張れば、雨の日でも外で過ごせます。
焚き火台|直火禁止の場所が増えている
いまは直火を禁止しているキャンプ場がほとんどです。
焚き火をするなら焚き火台と、地面を守る焚き火シートがセットで要ります。
ポータブル電源|季節の道具が使えるようになる
夏の扇風機、冬の電気毛布が使えるようになります。
スマホの充電にも困りません。
容量の選び方はこちらで詳しく解説しています。
収納ボックス|積み込みと撤収が早くなる
道具が増えてくると、探す時間がそのまま作業時間になります。
コンテナにまとめておくと、積み込みも撤収も短くなります。
最初は買わなくていいもの
- 大型のツールームテント:設営が本格的で、初回はまず立ちません
- 調理器具一式:家のフライパンと鍋で足ります
- おしゃれな小物:スタイルが決まってから買うほうが失敗しません
- 専用のカトラリー:割り箸と紙皿でも、外で食べればおいしいです
道具は一気にそろえず、行きながら「必要だと感じたもの」を足すのがいちばんむだがありません。
必需品の次に買うと満足度が上がる道具は、こちらにまとめています。
初心者がやりがちな失敗4つ
| 失敗 | 対策 |
|---|---|
| 道具を買いすぎる | 1回目は代用できるものを買わない。足りなければ次に買えばいい |
| 重すぎる道具を選ぶ | 積載と持ち運びを先に考える。車のトランクをを測っしておく |
| 安すぎる道具を買う | 体に触れるもの(寝具・チェア)だけは価格で選ばない |
| 設営が難しいテントを買う | 購入前に設営動画を1本見る。それだけで判断できる |
【実体験】最初に買って後悔した道具
正直な失敗談です。
始めたばかりのころ、見た目重視で安いチェアを買いました。
ところが座り心地が合わず、結局買い直すことになりました。
使ってみて分かったのは、焚き火中心なら座面が低いほうが楽で、食事中心なら高さがあるほうが使いやすいということです。
スタイルによって最適なチェアが違うので、買う前に「どう過ごしたいか」を決めておくべきでした。
逆に、少し奮発したマットは買ってよかった筆頭です。
ぐっすり眠れると、翌日の疲れがまったく違いました。
長く使うもの、体に触れるものはケチらない。
これが自分なりの結論です。
買う前に、レンタルで試すという手もある
「続くかどうか分からないのに、いきなり数万円は出しにくい」という方も多いはずです。
いまはテントを含めたキャンプ道具のレンタルが充実しています。
手ぶらプランのあるキャンプ場を選べば、道具ゼロでも1泊できます。
1回試してから買えば、サイズ感も設営の手間も分かったうえで選べます。
道具をそろえてから「合わなかった」がいちばん高くつきます。
よくある質問(FAQ)
Q. 初期費用はどれくらいかかりますか?
必需品をひと通りそろえると、3〜8万円が目安です。
家にあるもので代用すれば3万円台に収まります。
内訳はこちらの記事にまとめました。
Q. 何から買えばいいですか?
テント・寝袋・マットの「寝る」道具からです。
眠れなかったキャンプは、それだけで印象が悪くなります。
最初の1回で苦労しないことが、次につながります。
Q. 安くそろえるコツはありますか?
セール時期(連休前やブラックフライデー)を狙う、家にあるもので代用する、まずはレンタルで試す。
この3つが効きます。
フリマアプリも、テントやクーラーボックスのように劣化しにくいものなら選択肢に入ります。
Q. ポータブル電源は最初から必要ですか?
必須ではありません。
ただし夏の扇風機と冬の電気毛布が使えるようになるので、季節を問わず行くようになったら検討する価値があります。
実際にいくらかかったかは、こちらに金額を出しています。
あなたはどっち?タイプ別おすすめ
とにかく安く始めたい
テント・ペグ・ハンマー・ランタンの4点だけ買ってください。
寝具と食器は家にあるもので足ります。
快適さ重視のファミリー
寝具とチェアに予算を寄せましょう。
ここが快適だと、子どもの機嫌がまったく違います。
続くか分からない
まずレンタルか手ぶらプランで1泊してください。
買うのはそのあとで遅くありません。
まとめ|必需品から、段階的にそろえる
この記事のまとめ
- まずは「寝る・食べる・座る」の必需品から
- 1回目はテント・ペグ・ハンマー・ランタンの4点でも成立する
- 体に触れるもの(寝具・チェア)は価格で選ばない
- タープ・焚き火台・電源は2回目以降でいい
- 迷うならレンタルで1泊試してから買う
キャンプ道具は、一気にそろえなくて大丈夫です。
足りないものは現地で気づくので、そこから買い足せば無駄が出ません。
まずは4点だけ買って、1泊してみてください。
そのほうが、何が必要かはっきり分かります。
実際に泊まったキャンプ場のレビューもどうぞ。








