初心者が秋キャンプで気を付けること
寒暖差・乾燥・落ち葉など秋ならではの注意点と対策を解説
秋は空気が澄んでいて、虫も少なく、焚き火も心地よい快適なキャンプシーズンです。
紅葉の中でのキャンプは雰囲気も最高ですが、季節特有の注意点を知らずに行くと、寒さやトラブルに悩まされることもあります。
この記事では、初心者が秋キャンプを安全・快適に楽しむために気を付けたいポイントをご紹介します。
朝晩の冷え込みに備えた防寒対策をしよう
秋は昼間が暖かくても、朝晩は一気に冷え込むことがあります。
油断せず、冬を意識した防寒装備が必要です。
インナーダウン、フリース、防寒ブーツ、厚手の靴下など、体を冷やさないための服装を準備しましょう。
寝袋も3シーズン用では寒いことがあるため、使用温度を確認し、寒冷地対応のものを選ぶのが安心です。
乾燥と焚き火の取り扱いに注意
秋は空気が乾燥しやすく、焚き火が楽しい季節でもありますが、火の取り扱いには十分注意が必要です。
焚き火をする際は風向きに注意し、火の粉が飛ばないように管理しましょう。
火消し壺や消火用の水、バケツを常に用意しておくことが大切です。
乾いた落ち葉が燃え広がることもあるため、焚き火台の周りを整理しておきましょう。
虫は減るけど油断禁物
夏に比べると虫は減りますが、ブヨやマダニはまだ活動している場合があります。
草むらにはなるべく近づかず、虫除けスプレーも忘れずに持参しましょう。
服装も長袖長ズボンで肌の露出を控えると安心です。
食材の傷みにも引き続き注意
秋は夏より涼しくなりますが、日中はまだ暖かいこともあり、食材の管理には気を付ける必要があります。
特に肉や魚などの生ものは、引き続きクーラーボックスでの温度管理を徹底しましょう。
できれば保冷剤を多めに持参し、早めの調理と消費を心がけてください。
落ち葉で足元が滑りやすい
紅葉や落ち葉が美しい季節ですが、落ち葉の積もった地面は滑りやすく危険です。
雨が降った後は特に滑りやすくなるため、滑りにくいトレッキングシューズや防水のアウトドアシューズを選びましょう。
また、テント設営場所も平らで安定した場所を選ぶことが大切です。
日没が早くなることを意識しよう
秋は日が暮れるのが早くなります。
早めに設営を終える計画を立て、暗くなる前に作業を済ませておくようにしましょう。
ランタンやヘッドライトなどの照明機器も多めに持参しておくと安心です。
秋キャンプを快適に楽しむために
秋のキャンプは気温も快適で景色も美しく、初心者にもおすすめの季節です。
しかし寒暖差や乾燥、日没の早さなどに対応する準備が必要です。
この記事を参考にしっかり準備を整え、安心・快適な秋キャンプを楽しんでください。
紅葉と焚き火に癒される、最高のアウトドア体験が待っています。
コメント